肥満や更年期のホルモン変化も原因に

睡眠中に呼吸が止まるのは、気道の上部にあたる「上気道」がふさがることによるものです。睡眠状態に入ると全身の筋肉が弛緩するため、のどのあたりの筋肉も緩みます。

しかも、仰向けの姿勢になると、重力で下の根元などが上気道の方へ落ち込みます。その結果、上気道が狭くなるのです。

上気道が塞がれる原因で最も多いのは、「肥満」です。肥満のある人は、軟口蓋やのどの周囲などにも脂肪がついており、気道が狭くなりがちです。首多短くて太い人も同様です。

肥満がなくても、あごの骨格の小さな人は、仰向けに寝たとき、舌根がのどの奥に落ち込みやすく、やはり上気道を狭めてしまいます。

更年期以降の女性も注意が必要です。女性ホルモンには脳の呼吸中枢を刺激する作用がありますが、更年期以降は女性ホルモンの分泌が極端に減少するため、発症しやすくなります。